流体屋さんが砂川著「電磁気学」を読んでみました
数年前に時間が取れた時があり、ずっと気になっていた砂川重信さんの岩波全書「電磁気学」を読んでまとめたことがありました。今回はそれを載せてみました。見直したところ、間違いがチラホラありましたが… 電磁気学は流体力学と非常に似通ってて読みやすかったです。ナビエストークス方程式の重ったるさと違い、マクスウェル方程式は完結に美しく導かれていって、、やはり隣の芝生は青く見えるのでしょうか。電磁気学の一般則電流場 電流場は荷電粒子が移動することで発生する. 電流密度は\(\boldsymbol{i}\),単位は\({\rm }={\rm }\)で電荷のフラックス量を表す.電流密度の方向は速度方向で,\(n{\rm }\)は電荷数密度.\(n,e,\boldsymbol{v}\)のいずれも\((\boldsymbol{x},t)\)を場の変数とする.\begin{align} \boldsymbol{i}(\boldsymbol{x},t) = ne\boldsymbol{v} \end{align} 電流の定義とは,電流速度\(i\)を任意の面積で積分したものである.\begin{align}I(...
2021.04.29
2021.06.04
雑談-流体力学
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